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日本口笛奏者連盟とは


日本中の口笛吹きのために

JWFとは、全国の口笛奏者及び、口笛愛好者の活動をバックアップするために

“演奏活動の場”と“口笛に関するあらゆる情報”を提供する組織です。

最近になって、各メディアにおいて口笛奏者が取り上げられるようになりましたが、

まだまだ音楽シーンにおいて口笛というカテゴリーの認知度は低い状況です。


「口笛吹いて・・・」といったフレーズを使うと、詩や小説、エッセイは書きやすいものです。

しかし、そんな創作の世界において、イメージだけ多用されてはいても、

口笛を音楽としてとらえている作家は皆無かも知れません。

すなわち、口笛の魅力が語られている作品が存在しないことになります。

「口笛」という言葉だけは知っている。

しかし、そこに音楽がないのです。

口笛のわずかな部分しか知られていないのです。


口笛を“知っていると思っている人が”、魅力あふれる口笛奏者に出会うと

まさに衝撃です。

その美しい音色に、「今まで自分は口笛の何を知っていたのか」と、疑問すら抱くかも知れません。

これまでのイメージは、本当の“口笛吹き”を知らない人によって創作されたものだったのかも知れません。

これまでの「口笛」のイメージは

口笛を
      知らない人
      やっていない人
      音楽だと思っていない人

によってつくられてきたものなのです。


音楽は表現です。

口笛は豊な音楽表現への扉を誰にでも開いてくれる音楽ツールです。

豊な表現とは、この世界のあらゆる事象に高鳴る感情を、それぞれの音にのせて奏でることです。

それぞれの“音”とは、ピアノであってもヴァイオリンであっても良いでしょう。

その選択の中に、口笛があります。


口笛には豊な音楽表現のツールとして、誰にでも使うことが出来るという得がたい魅力があります。

しかも、その表現力は通常の楽器に引けをとるものではありません。

すなわち、口笛という音楽のカテゴリーは、より多くの人々が“自ら楽しめる音楽表現”として、

音楽の裾野を広げてゆく力があるということになります。


通常の楽器と同様ということは、様々な演奏スタイルが“あって然るべき”です。

そして、どんな楽器でも一人よりは二人、二人よりは三人といったように

かかわる奏者が増えるほどに、表現は豊になります。


口笛も同様です。

技術さえあれば、ソロ演奏だけでなく、

弾き語り(弾き吹き)やアンサンブルも楽しむことが出来ます。

残念ながら、そんな“楽しさ”は、いまだ充分に知られていません。


≪“誰もいない”ところで“ひとりで”吹く孤独な口笛≫

そんな、使い古されたイメージを払拭するような、優れた口笛奏者は既に出現しています。

今や、口笛奏者に必要なのは優れた演奏技術を表現する“場”です。


「場」とは、ライブ・イベントなどにより口笛演奏を披露する機会のことです。

如何に優れた演奏技術があっても、

まだまだ「口笛」という音楽カテゴリーは、認知度が低い状況にあります。

従って、活躍の場は限られてしまいます。

そこで、優れた口笛奏者が一堂に会する「口笛音楽祭」を、どのように運営するかが重要になってきました。

何となく集まって、盛り上がるお祭り騒ぎではなく

組織としての、明確な目標をもった動きが必要になっていることを、集まった口笛奏者たちは痛感しました。

「口笛音楽祭を、恒常的に続けられる、日本中を巻き込んだ“一大イベント”に育て上げたい」

これは、口笛奏者たちの共通した願いでした。

ひとり一人の口笛奏者だけでは、その行動も範囲も限界があります。

しかし、「口笛吹きたちの音楽祭」に日本中の目が注がれることになれば、

たくさんの口笛奏者たちの力を結集することになります。


そこで、日本中の口笛奏者に音楽表現の機会を提供することを主軸に

「日本口笛奏者連盟」は発足しました。


そして口笛奏者が、お互いに刺激し合い「新たな口笛による表現の可能性」を探り、

音楽性を追求する“楽しさ”を発信することにより

口笛愛好者の人口を増やし、新たな口笛奏者を発掘することが次の目標です。

口笛は「出来上がった演奏」という既成のコンテンツを楽しむだけではなく、

自らも、その音楽表現の仲間に容易く入り込めるという、他の楽器にはない魅力があります。


同時に、口笛愛好者が楽しむための「環境」をつくり上げることも同時に行います。

「環境」とは“楽しさ”をはじめとした「口笛」に関する情報を広く社会に認知させることです。

「口笛コンサートがあります」、と言っても

「口笛コンサート?・・・何それ?」、では誰もコンサート会場に足を運びません。

JWFは、口笛に関する情報を広く社会に発信させてゆきます。

また、口笛情報は国内の情報に留まらず、世界中の口笛奏者との交流をもとに集められた

各国の生情報もお伝えします。



JWFのキーワードは

口笛奏者、口笛愛好者、をはじめ日本中の音楽を愛する人々を

 集める


口笛奏者の

 音楽性の追求


新たな口笛奏者を

 発掘する


口笛愛好者の

 増加


口笛情報の

 
発信


口笛演奏を文化活動として

 定着


世界中の口笛奏者との交流による

 口笛情報の交換



以上の7つ

「集める、音楽性の追求、発掘する、増加、発信、定着、口笛情報の交換」


となります。



「日本口笛奏者連盟」はあなたを口笛の世界にご招待する、扉です。

この扉は、ノックでは開きません。

あなたの音で開きます。

音とは、当然「口笛の音色」です。

せっかちな案内人が、小鳥の声を勘違いして時折扉を開け閉めしています。

さあ、どうぞ。

軽く口笛を吹いて頂ければ、すぐにご案内致します。





   
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